アーサおじさんのデジタルエッセイ251
日本鑑定トップ | デジタルエッセイ目次 | 前に戻る | 次へ進むちょっと長いタイトルにしてみた。
よく世間で言うじゃない。
あなたの苦しみはあなたが背伸びしようとしているからだ。
無理しているからだ。
あなたは、そのままでいいんです。
そのままのあなたを出し、愛されれば苦しみは無くなるのですって。
これ、いつもちょっと疑問を感じていた。誰がそのままの自分を愛してくれるのだろう。
もしかしたら、やっぱりあほな自分であったら駄目じゃないか?
これは鬱ぎみの人に対して効力を発揮するまじないではあるが、いつでも誰にでもしようすると少し麻痺が起こる薬かもしれない。
では、どうする。
実はタイトルが答えなのである、と私は思っている。
「こうなれば立派な自分になれる」とか「こうすればモテる」とか考えるのが苦悩の元である。
自分らしいとは、個性や虚脱状態のことではなく、赤ん坊が顔を真っ赤にして「オギャー!!」と泣くこと。
サルがバナナを見つけて掴んで、ウキーッ!と喜んでいることである。
いずれも華々しく、元気で、情熱的である。
ここには鬱も勘違いも無く、魅力がある。いかがでしょうか?
「また、お会いしましょ」 2005年2月20日更新