温泉日記38 七味温泉 平成14年12月25日更新

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温泉日記38 七味温泉 七味温泉ホテル渓山亭 平成14年10月2日、3日

温泉の三要素:

1.湧出量:(毎分) 134リットル 

2.泉質:単純硫黄泉 ph7.2 

3.泉温:70.0度

 七味温泉は成分の異なる7つの源泉からなる温泉。信州高山温泉郷、最深部。海抜1500メートルの地にある秘湯。高山温泉郷は松川渓谷に点在する温泉の総称で、下流から山田温泉、高山温泉、五色温泉そして最上流部の七味温泉からなっており、いずれも旅館数1軒から数軒の規模の山の温泉場。

 ちなみに昭和5年の温泉案内(大日本雄弁会講談社)によれば七味温泉は「山田温泉から一里半、駄馬又は徒歩。五色から約十二三町登った処に在る湯場で、深山幽谷につつまれ、旅館は小じんまりした家で、松川の渓流に枕んで建てられ、万座道からは、丸太を筏に組んだ奇橋を渡って、交通するやうになっている。ここの湯は河原や崖下などから湧いていて、夫々泉質も違ひ、湯の味も変わっていると云うので、七味と云うのだ。」とある。当時の七味温泉は旅館は牧泉館1軒のみ。

 現在は今回宿泊の渓山亭を含め4軒。七味温泉へは県道を右に折れ松川に掛かる橋を渡ると3軒の旅館が並んでいる。中央のひときわ大きいホテルが渓山亭である。瓦屋根付きの門をくぐり玄関までのアプローチは和風。風呂は内湯男女各1、大露天風呂男女各1、貸し切り露天風呂1。

長野県上高井郡高山村七味 電話026-242-2921

宿泊:13,000円〜25,000円

日帰り入浴:800円 時間:AM11:00〜PM6:00

交通:東京->>(長野新幹線/2時間18分)−>>長野駅−>>(長野電鉄/25分)−>>須坂−>>(バス35分山田温泉)−>>七味温泉 

車:東京−>>(関越道)−>>藤岡JCT−>>

温泉作家 簾田彰夫 (★★


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