レオナルド・ダ・ヴィンチ素描集 「人生論-快楽と不快」
Oxford,Christ Church
「人生論-快楽と不快」 オックスフォード教会蔵
〈レオナルドの言葉> これはまさに「不快」を伴う「快楽」である。 お互いに決して離れることがないのだから、双生児として描いてある。 お互いに反対なのだから、背中合わせに描いてある。 二人は同一の土台を持っているのだから、同一の胴体の上にすわっているように描いてある。 というのは快楽の土台はこのとおり不快を伴う労苦であり、不快の土台もこのとおりさまざまな放埒な快楽である。・・・ (Oxford, Christ Church 107_verso)
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