アーサーおじさんのデジタルエッセイ447

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第447 家の雨漏りは、雨の日にしか気づかない


 Sさんからメールが来た。世界の経済恐慌が、ある一事業に及んだ例である。
しかし、彼女はくじけない。
長い時間の中で、自分が突き進む道をいくつか発見したからだ。
それが、経済のせいで具体的には遠のいたかもしれないが、それだけ明確に挑戦すべき「目標」であるという姿を露にして彼女の目の前に立ちはだかったようだ。

 そう、燃えている。
それがほんとうは大事な目標であったことに、この世界の「不幸」のせいで気がついたのだ。
幸せであれば、決して知ることのない「身体の状態・こころの状態」もあるらしい。
長い時間にはリスクに変わるかもしれない目に見えなかった状態や関係が、あらわになる。
風邪をひいて苦しいときに、隠れていた持病も分かるし、何が体に優しいか、大事か、有難いかが、しみじみ分かる。


             ◎ノノ◎   
             (・●・)

         「また、お会いしましょ」  2009年5月10日更新


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